食卓を笑顔で囲む1つのエッセンスになるようなトマトを作りたい
絹島グラベル
長嶋 絵美(Release.2021.02)
■お名前:長嶋 絵美 年齢:41歳(令和3(2021)年2月現在)
2002年 大学卒業
2002年 結婚
2003年 第1子出産
2005年 第2子出産
2014年 就農
いまを生きる
今のお仕事の具体的な内容について教えてください。
トマトとレモン栽培です。トマトやレモンの管理作業、トマトの収穫、袋詰め、配達が主な仕事です。ゼネラルマネージャーとして、農園の経営に携わっています。
今のお仕事に携わろうと思ったきっかけ、動機は何ですか。
最初、本格的に農業をやろうとは思っていませんでしたが、ママ友に誘われて行った「とちぎ農業女子プロジェクト」に参加して、自分と同世代の女性が農業でそれぞれ夢を持って頑張っている姿に感銘を受けて、就農を決意しました。
※「とちぎ農業女子プロジェクト」については、こちら(県のHPへ移動します)
仕事でやりがいを感じるのは、どんな時ですか。
私の住んでいる地域では生産が少なかった「中玉トマト」の栽培に着目し、様々な試行錯誤を重ね栽培方法を確立しました。「絹島グラベル」というブランドで販売し、トマトの魅力を多くの人に伝えています。毎年、試作のトマトを数品種栽培して、自分の農園に合ったもの見つけるととても嬉しいです。また、トマトを食べてくださったお客様から「おいしかったよ!」との声のいただくと、大変嬉しくやりがいを感じます。
大切にしていることはありますか。
家族が健康で心穏やかに過ごすことや、農園に来てくれるパートさんや、そのご家族も同じように、安心して働けるような職場環境作りを目指しています。
仕事で困難に感じること、大変なことはありますか。
最初は、体力もなく体調を崩すことが多かったですが、月日の流れとともに落ち着きました。また、自然相手の仕事なので、近年の異常気象による栽培への影響は大きいです。しかし、夫と話し合いを多く持って、情報を共有し、解決策を導き出しています。
また、栽培が思うようにいかない時があります。どうすればうまくいくのか調べたり、夫と相談したり、先輩農家さんにアドバイスをいただいたりして、乗り越えています。
自身のキャリアアップについて努力したことはありますか。また、そのきっかけは何ですか。
とちぎ農業ビジネススクールに参加して、農業経営を学びました。農業のことが全くわからなかったのですが、県農業振興事務所の方や夫の勧めで参加しました。農業をはじめたばかりのタイミングで参加したことにより、他に参加している方の農業のやり方や考え方を聞く機会に早いうちに恵まれました。
※とちぎ農業ビジネススクールについては、こちら(県のHPへ移動します)
とちぎ農業ビジネススクールに参加した結果、変化はありましたか。
農業のことが少しずつわかるようにもなりましたし、色々なことにチャレンジしようという気持ちが芽生えました。また、自分が興味のあるワークショップやイベントには積極的に参加するようになりました。わからないことでも参加してみて、参加することでの出会いのご縁、わからないことを知る喜びを覚えました。
今後の展望や目標を教えてください。
食卓を笑顔で囲む1つのエッセンスになるような「絹島グラベル」のトマトを作ることが夢です。また、近年はレモンの栽培にもチャレンジしていて、おいしいレモンを多くの人に届けられるように頑張りたいです。
仕事と家庭を両立するために、大切にしていることはなんですか。
会話を大切にしています。繁忙期は、家族との会話もままならないくらい忙しくなる時期もあるので、なるべく一食は食卓を共にすることや、配達時に助手席に座ってもらって、いろいろな会話をするようにしています。
ご家族からの声
母は、仕事を始めてからとても生き生きしています。忙しい時は、健康が心配ですが、楽しそうです。配達へ一緒に行った時にレモンの話などを聞かせてもらうのが楽しいです。(娘より)
後輩女性へのメッセージ
農業はすぐに結果が出ない一面もありますが、自分の発想をすぐにカタチにできるクリエイターのような一面もあり、とてもやりがいのある仕事です。子育て中の私にとって、親が仕事をしている姿を見せることができ、子供中心に生活ができることも魅力のひとつです。
長嶋智久さん(夫)
農業の仕事は自然や植物に追われて、ついつい視野が狭くなることがあります。ゼネラルマネージャー(GM、長嶋絵美さん)はマイペースなのですが、それは常に仕事を冷静に鳥瞰しているということだと思います。当園では多くの品種を様々な形態で生産しています。それらをスタッフを交えて多人数でフローするには、GMの安定した広い視野が強力な武器になっています。組織を存続する上で、作業面でも福利面でもそのような視野は大切だと考えています。GMは、変化の激しいこの時代の中において、当園の座標と進むべきフィールドを照らしてくれる存在だと思っています。
ウーマンズデータ
最近は、近所を娘と散歩することが多いです。
娘といろいろな話ができるので、楽しいです。
美味しい物を食べたり、温泉に入ったりすること