自分が本気で変われば、周りも絶対に変わる!
ケーブルテレビ株式会社
森戸 友香里(Release.2018.08)
■お名前:森戸 友香里 ■年齢:28歳 ■血液型:A型
2008年3月 栃木県立栃木女子高校卒業
2012年3月 早稲田大学文化構想学部卒業
2012年4月 ケーブルテレビ株式会社入社
知之者不如好之者、好之者不如楽之者
自分次第で人も職場環境も前向きに変えることができます。
現在のお仕事を教えてください。
新卒で管理部に配属され、経理・総務・人事を幅広く担当してきました。現在は人事業務(新卒採用、働き方改革、規程策定、制度企画運営、労務管理等)を中心に担当しています。
ケーブルテレビ株式会社に入社した理由を教えてください。
実は全国転勤のある会社ばかり応募していました。ですが、就職活動中に東日本大震災があり、両親から「地元企業も1社くらい受けてみたら?」という言葉がきっかけで当社に応募し、ご縁あって入社しました。 地域の魅力を自社メディアで発信し、お客様と近い距離で実感を伴った地域貢献が出来る点に魅力を感じました。 会社説明会や採用試験で出会う先輩方が皆柔らかく「この会社なら自分の気持ちに真っ直ぐに働けるんじゃないか」と感じたのも大きな理由です。
現在のお仕事のやりがいを教えてください。
新卒採用の面では、学生と出会いその魅力を最大限に引き出し、入社して活躍するまでの成長過程を一貫して支援できるこの仕事は魅力の塊です。また、労務管理の面では、自分が提案した取り組みが、時間外労働削減や有給取得率等の結果に表れ、一緒に働くスタッフに「働きやすくなった!」と声を掛けてもらえるので、もっと前向きに頑張れる原動力になっています。
お仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
「仕方ない」で思考を停止しないことです。既存のルールや考え方にそのまま従うのでなく、少しでも「変だな」と思ったら立ち止まってその原因を探るようにしています。しっかり考えた上で質問・提案してみると意外と相手も受け入れてくれることが多いです。仕事も日常のコミュニケーションも、自分の感性に正直に自己開示していく事で関係が前に進んでいくと確信しています。
“本気で変える”強い覚悟でキャリアアップに挑戦しました。
キャリアアップするために、どんな努力をされてきたのでしょうか?
社会保険労務士の資格取得です。隙間時間や休日もフル活用して都内に2年間通学して勉強をしました。心身共に大変でしたが、そんな私の姿を見てくださった周囲からの応援を支えに頑張り抜きました。
なぜ社会保険労務士の資格を取得しようと思ったのですか?
勉強する程誰かの助けになれる、とても温かい資格と感じたためです。「こんな状況で困っているスタッフがいる」と相談すると解決方法を一緒に考えてくれる提携先の社労士さんに惹かれ、私ももっと誰かの支えになりたいと思い資格取得に挑戦しました。また、時間外労働削減や有給取得促進といった強い働きかけが必要な業務を担当するにあたり、若手社員の言葉にもっと本気で耳を傾けてほしいと思い、私の覚悟を分かりやすく示そうという思いもあって挑戦しました。
資格取得した結果、どんな変化があったのでしょうか?
社内では、提携社労士との打ち合わせでも、会社の意思に沿った相談を主体的にできるようになりより仕事の面白みを感じられるようになりました。働き方改革についてもしっかりと耳を傾けてくれる人が増え、“くるみんマーク”や“えるぼしマーク”の認定や県の表彰に繋がったと思います。 社外では人との出会いが増えました。この年齢で社労士登録をしている人は珍しいようで、興味を持ってくださる方が多いです。素敵な人たちとの交流を通じて、「私もまだまだやれる!」と前向きな刺激を沢山もらっています。環境をもっと良くしたいと思ったら自分が変わるために行動する事、自分の在り方次第で望む未来は手に入れられると自信になりました。
※くるみんマーク…「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定を受けた証。
※えるぼしマーク…「女性活躍推進法」に基づき、女性の活躍を推進している企業として厚生労働大臣の認定を受けた証。
“変わってきている”そんな実感が広がっています。
御社は“とちぎ女性活躍応援団”への登録や、“男女生き活き企業”の表彰も受けていらっしゃいますが、そういった取り組みに関してどう思いますか?
「働きやすい環境整備」に社内で取り組むだけでなく、認定や評価をいただくことで働きやすい会社だと実感を持ったスタッフが多いように感じます。
その取り組みによって、社内環境に変化はありましたか?
外部評価をいただくことで私達も働きやすい会社だという自覚が生まれ、長く働ける安心感を得られるようになりました。また、新卒採用で出会う学生が「口だけでなく本当に働きやすい環境なんだと伝わってきた」と言ってくれるようになりました。
“働き方の見直し”について、人事担当としてどうお考えですか?
「一緒に働いている仲間が今何に困っているか」という問いにどこまで向き合えるかが、働き方改革が成功するかを決めると思います。先進的な企業の取り組みを真似るだけでなく、自社の風土や人に馴染む制度を創っていくという真摯な姿勢が求められていると思っています。
実際に、働き方の変化はありましたか?
働く上で無駄をなくそう、主体的に休もうという意識が社内で根付いたと感じます。それに加えて、早く帰れるようになった結果、社外で様々な情報に触れ、仕事のアイデアに繋げようと取り組んでいる社員の方も多くなりました。
人事担当の立場として、どんな社内環境を目指していますか?
全員が“腹落ち”して働ける環境を目指しています。育児や介護だけでなく、働く上での制約や価値観は一人ひとり異なります。会社の制度を押し付けるのでなく、会社が一人ひとりの希望に寄り添い、お互い納得して最大のパフォーマンスを発揮できる環境が理想です。
これからキャリアアップを目指す女性に対してメッセージをお願いします。
私自身今後のライフイベントを通して、どんな制約が生まれ、働き方にどんな影響が出るか分かりません。今はワクワクと不安が混在している状態です。しかし、“制約”は“イノベーション”を生みます。制約の中で最高のパフォーマンスをするためにどうしたらいいか考え、「仕方ない」で思考を停止しないことで必ず未来は拓けると信じています。
ケーブルテレビ株式会社
技術部技術二課 石川 英昭さん
森戸さんは、私の2つ下の後輩で部署は違いますが、会社の人事担当として周りから非常に信頼されていると感じています。森戸さんは様々な就活セミナーの対応や、採用試験では学生に配慮して、楽しく、興味を持ってもらうための努力を怠らないといった印象が強いですね。採用試験で一緒に参加していて、学生には勿論好評でしたし、我々社員の試験に対するモチベーションも上げてくれていると感じました。
また、職場環境改善のための施策にも力を入れています。例えば、社員の有給取得のための対策活動(管理職へのリフレッシュ休暇利用促進計画等)で、社員がしっかりと休み、オン・オフを分け、仕事に対して最高のパフォーマンスを発揮できるよう、陰のアシスタント役として活躍しています。
最近では、社内の環境整備にも非常に力を入れており、森戸さんは環境整備委員としても精力的に活動をしています。
ウーマンズデータ
料理です。焦がしたり汚したり怪我したり面白いほど失敗の連続です。いつか「女子力に自信のない女子でもそれっぽい料理が出来る裏ワザ集」を出版したいです!
キャリアコンサルタント資格取得キャリアコンサルタント資格取得のため東京の学校に通っています。前向きに悩む人のキャリア選択をサポートしたいと思い挑戦しました。空いた日は旅行にも行っています!
飲み会飲み会です。大好きな仲間と飲むビールは最高です!
餃子
栃木県民なので食べるのも作るのも大好きです。
最近ついに「みじん切り器」と「餃子つつみ器」を手に入れたので大量生産して家族を困らせています!