トップリレーメッセージ

とちぎ女性活躍応援団トップリレーメッセージ 【大学コンソーシアムとちぎ】

とちぎ女性活躍応援団は、「女性がいきいきと活躍できる“とちぎ”」を実現するため、平成28年9月に設立しました。

令和6(2024)年3月現在で1,400を超える企業・団体等に登録いただき、女性活躍の機運が高まっているところです。

このたび、さらなる女性活躍推進の加速化を図るため、応援団運営団体である26団体のトップがそれぞれの思いをメッセージとして発信します。

 

大学コンソーシアムとちぎ 

 少子高齢化やグローバル化、働き方改革など、社会的な課題が多様化する中、ダ

イバーシティ(多様性)、エクイティ(公平性)、インクルージョン(包摂性)の
推進は急務となっています。我々高等教育機関の在り方も、対外的、対内的、とも
に大きな分岐点を迎えています。
 こうした課題を解決するためのイノベーションを起こす人材が必要とされており、
理工系女性の育成・輩出などが指摘されているところもありますが、それに限らず、
全ての領域に渡る多様な人材の活躍推進の観点から、社会で活躍できる女性の育成・
輩出は大変重要であると考えています。
 栃木県内の高等教育機関が一丸となり、行政や関係団体とも連携しながら、高等
教育機関における教育研究環境の改善も含め、社会が必要とする女性人材の輩出に
一層努めてまいります。

 

         【運営団体】 大学コンソーシアムとちぎ 理事長 池田 宰

 

団体の紹介

 大学コンソーシアムとちぎは、栃木県下の特色ある高等教育機関が連携し交流を強

化することで、各機関の教育・研究を充実・発展させること、また、広く地域社会や

産業界と連携し、その活性化に貢献することを目的として設立されました。

 現在、18の高等教育機関を正会員、栃木県を準会員として構成されており、各事業

委員会において、留学に対する支援、カーボンニュートラルを推進するための活動、

共同研究や学生活動に対する支援、産学官金連携に係るコーディネート、学生の研究

成果を発表するイベント、高校生向けパンフレットの作成など、多彩な活動をしてい

ます。

 

団体の女性活躍における取組

大学コンソーシアムとちぎ構成機関では、様々な女性活躍における取組を行っています。

 

〇各構成機関における取組事例

・オープンキャンパスでの理系女子大学生、院生による「リケジョカフェ」の開催

・教職員向けの意識啓発のセミナー、女性教職員向けのリーダー育成セミナーの開催

・男女共同参画授業の開講

・ワーク・ライフ・バランス相談窓口の設置

・県内中学生に女性技術者ロールモデルパンフレットを配布

・女性活躍に関する計画の策定による男女共同参画の意識啓発、ワーク・ライフ・バランスの推進